【原子力規制委員会の人事】福島事故後の国民の命に関わる原発規制、その最重要人事が国会審議抜きで決められていく異様さ
【愛媛新聞】<地軸>
http://www.47news.jp/47topics/e/234507.php
【愛媛新聞】<地軸>
■ジンジ
「ジンジ、ジンジ」。秋の虫たちの変わった鳴き声が聞こえてきたのかと思ったら違った。しみじみした風情も何もなく、季節外れの人事異動をゴリ押しする永田町の騒音だった
▲政府が19日に発足させる原子力規制委員会の人事のことだ。委員長候補の田中俊一氏は原発を推進してきた原子力委員会の前委員長代理。残る4人の委員候補の中にも、日本原子力研究開発機構幹部や規制対象団体の所属者がいる
▲東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえ、原発の規制と推進を分離し、中立公正と独立を旨として職権を行使する―規制委設置法の文言通りの人が選ばれたと受け止める人がどれほどいるか………
▲次の国会で必要な事後承認も、民主党内でまとまらなければさらに先送りの可能性があるという。福島事故後の国民の命に関わる原発規制、その最重要 人事が国会審議抜きで決められていく異様さ………「ジンジ、ジンジ」と今度は監視の鳴き声を上げ続けないと、わが身に放射能が降りかかる事態を再び呼びか ねない。………(2012年9月13日)<記事全文はこちらから>
<記事全文はこちらから>
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/chijiku/ren018201209132925.html
特集>
地軸 2012年09月13日(木)
ジンジ
「ジンジ、ジンジ」。秋の虫たちの変わった鳴き声が聞こえてきたのかと思ったら違った。しみじみした風情も何もなく、季節外れの人事異動をゴリ押しする永田町の騒音だった▲
政府が19日に発足させる原子力規制委員会の人事のことだ。委員長候補の田中俊一氏は原発を推進してきた原子力委員会の前委員長代理。残る4人の委員候補の中にも、日本原子力研究開発機構幹部や規制対象団体の所属者がいる▲
東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえ、原発の規制と推進を分離し、中立公正と独立を旨として職権を行使する―規制委設置法の文言通りの人が選ばれたと受け止める人がどれほどいるか▲
野党7党は違法の疑いありと言い、与党内からも差し替え要求が出ていた。それなのに、いや、それだからと言うべきか。身内の造反を恐れた政権は人事案の国会採決を見送り、法の例外規定に基づき野田佳彦首相が任命する暴挙▲
次の国会で必要な事後承認も、民主党内でまとまらなければさらに先送りの可能性があるという。福島事故後の国民の命に関わる原発規制、その最重要人事が国会審議抜きで決められていく異様さ▲
人選といい手続きといい、これでは正当性のない無免許運転になってしまう。「ジンジ、ジンジ」と今度は監視の鳴き声を上げ続けないと、わが身に放射能が降りかかる事態を再び呼びかねない。
政府が19日に発足させる原子力規制委員会の人事のことだ。委員長候補の田中俊一氏は原発を推進してきた原子力委員会の前委員長代理。残る4人の委員候補の中にも、日本原子力研究開発機構幹部や規制対象団体の所属者がいる▲
東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえ、原発の規制と推進を分離し、中立公正と独立を旨として職権を行使する―規制委設置法の文言通りの人が選ばれたと受け止める人がどれほどいるか▲
野党7党は違法の疑いありと言い、与党内からも差し替え要求が出ていた。それなのに、いや、それだからと言うべきか。身内の造反を恐れた政権は人事案の国会採決を見送り、法の例外規定に基づき野田佳彦首相が任命する暴挙▲
次の国会で必要な事後承認も、民主党内でまとまらなければさらに先送りの可能性があるという。福島事故後の国民の命に関わる原発規制、その最重要人事が国会審議抜きで決められていく異様さ▲
人選といい手続きといい、これでは正当性のない無免許運転になってしまう。「ジンジ、ジンジ」と今度は監視の鳴き声を上げ続けないと、わが身に放射能が降りかかる事態を再び呼びかねない。
0 件のコメント:
コメントを投稿