2012年4月14日土曜日

がれき受け入れへ(秋田)

朝日新聞デジタル
県、がれき受け入れへ(秋田)
2012年04月14日
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001204140005

 岩手県内で発生した震災がれきの受け入れで、県は13日、試験焼却に伴う排出ガスから放射性物質は検出されなかったと発表した。今回最後に発表し た排ガスを含め、土壌や地下水などを対象にした検査で放射性物質が基準を下回り、県は「安全性が科学的に裏付けられた」(佐竹敬久知事)と判断。大仙市が 15日に開く住民説明会を経て、予定通り23日にもがれきを受け入れる方針だ。

 県の試験焼却は3月末、大仙市の大仙美郷クリーンセンターで実施。岩手県宮古市で発生した154トンを焼いたところ、施設や焼却灰を埋めた最終処分場で採取した土壌や地下水、飛灰などから検出された放射性セシウムや敷地境界の空間放射線量はいずれも基準を下回っていた。

 県の発表を受けて大仙市は15日、センター周辺や最終処分場周辺の3自治会に検査結果を説明する。栗林次美市長は「同じ東北の仲間として 安全性を確認したうえで、受け入れたい」との強い意欲を見せており、記者会見で2年間で約5200トンを受け入れる方針を表明する見通しだ。

 学校給食に使う食材に含まれる放射性物質の検査をめぐり、横手市や大仙市など県南7市町村が給食センターなど各地の検査対象施設の結果を集め、その日のうちに公表する独自の取り組みを始めた。

 給食の放射性物質検査は3月末から県内の保育所で先行して始まり、小中学校や特別支援学校、定時制高校などが対象に加わった今月9日から本格化。県庁第2庁舎など各地に計6台の測定器を置き、県内487カ所の給食施設のすべてを対象にした。

 県南7市町村の118施設の食材は、仙北地域振興局職員会館(大仙市)の1台が調べるようになったが、1日に6検体が限界。1施設の検査は月にせいぜい1~2回で、検査結果をすぐに入手できても、他施設の結果はわからない。

 そこで、7市町村は検査結果を共有することに決めた。ある施設の埼玉産野菜が基準値を下回り、「合格」と判定されたら、同じ埼玉産野菜を使おうとしていた他施設も「少しは安心できる」というわけだ。

 9日には大仙産の大根や愛知産のキャベツ、北海道十勝産のジャガイモなどが持ち込まれ、「検査限界以下で不検出」という内容が横手市や大仙市のホームページ上に掲載された。横手市は「給食の安心感をより高めたい」と話す。

 ただ、湯沢市が「市内以外の結果はある程度、データがまとまってから載せるようにしたい」と説明するように、実際の対応はそれぞれの市町村の判断に任されているのが実情だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿