2012年4月2日月曜日

浜岡原発:5号機の復水貯蔵槽に40個の穴

毎日新聞 2012年3月31日 地方版
浜岡原発:5号機の復水貯蔵槽に40個の穴 11個以上鋼材貫通 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20120331ddlk22040189000c.html

中部電力は30日、御前崎市の浜岡原発5号機で、原子炉建屋にある復水貯蔵槽(縦33メートル、横7メートル、高さ13メートル)のステンレス製内張材に40個の小さな穴が見つかったと発表した。うち11個以上で鋼材(厚さ約4ミリ)を貫通していた。
5号機は定期検査中で、貯蔵槽は水が抜いてあり、漏水や外部への放射能の影響はないという。
穴は底部に35個、壁部に5個あった。直径は最大で約6ミリ。貫通孔はすべて底部のもので「11カ所以上、16カ所以下」あるという。
昨年5月、運転停止中の事故で流入した海水が貯蔵槽にたまり、ステンレス鋼材が腐食したのが原因らしい。
同10月から行ってきた塩分除去と修復作業を実施する中で損傷に気づいた。
貯蔵槽の水は非常用冷却水にも使用し、損傷場所は法令で決められた国への報告事象に該当する。中電は地元自治体(県と御前崎市など4市)に安全協定に基づき通報した。【舟津進】


中日新聞 CHUNICHI WEB
断層連動やM9再検討を 保安院、浜岡など14原発へ指示
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20120329/CK2012032902000161.html

 
写真
 経済産業省原子力安全・保安院は28日、活断層が連動して地震を起こしたり、海溝付近でマグニチュード(M)9・0規模の地震が起きたりすること も想定する必要があるとして、全国14カ所の原発で最大の揺れを再検討するよう電力事業者に求める方針を明らかにした。活断層の連動については、1~2カ 月中に結果の報告を求める。同日の専門家からの意見聴取会で示した。
 新たな対応が求められるのは、東京電力柏崎刈羽(新潟県)、中部電力浜岡(御前崎市)、日本原子力発電敦賀(福井県)、北陸電力志賀(石川県)など14の原発。
 これまでの意見聴取会で、専門家から、断層連動型の地震などを想定すべきだとの指摘が相次いだ。
 また保安院は東日本大震災を踏まえ、太平洋側ではより大きな海溝型地震を想定する必要があると判断し、再検討を求めることを決めた。
 想定すべき最大の揺れが、従来の想定より大きくなる可能性が高く、建屋や重要な設備なども高い耐震性を求められることになる。耐震性は、原発再稼 働の条件とされる安全評価(ストレステスト)の1次評価でも重要な要素。再検討で判明した最大の揺れが、建屋などが耐えられる揺れと同等か上回る場合は、 耐震補強工事などの対応が求められる。
 ただ再検討によって、想定する最大の揺れが従来と異なる結果となっても、耐えられる値の方が大きく上回っている限りは、1次評価の手続きが遅くなることはない見込み。



 MSN Japan産経ニュース
津波対策費、1400億円に 浜岡原発、当初想定の4割増 静岡
2012.3.23 02:02
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120323/szk12032302020000-n1.htm



 中部電力は、浜岡原発(御前崎市)で昨秋から進めている津波対策の工事費が、当初想定の1千億円から1400億円に増加する見通しになったと発表 した。福島第1原発事故の事例を踏まえた追加工事を行うため。今年12月としていた工事完了時期は変更しない。一連の津波対策工事完了後、早期の運転再開 を目指す。
 追加工事は津波による浸水防止策が柱。防潮壁の基礎工事部分の強化や、原子炉冷却用の非常用電源設備を増加させるなどの措置を とる。防潮壁では、高さ(海抜18メートル)は変更しないものの、地中に埋め込む基礎部分を従来の想定より平均2メートル深くし、より強固な構造とする。
 また、原子炉冷却の電源となる非常用ガスタービン発電機の設置台数を倍増させるほか、冷却系統を複数化する工事などを行う。
 中部電は、菅直人前首相の要請で昨年5月から浜岡原発を全面停止中で、運転再開の条件である津波対策工事を進めている。
                   ◇
 中部電は22日、停止中の浜岡原発5号機が定期検査に入ったと発表した。これで浜岡原発は全機が定期検査中となった。定期検査は運転停止中でも前回の検査終了から13カ月以内の実施が義務づけられている。

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