2012年3月7日水曜日

水素爆発防いだ?設備、原発7基で使えず

朝日新聞から全文引用
2012年1月20日20時35分
水素爆発防いだ?設備、原発7基で使えず
http://www.asahi.com/national/update/0120/TKY201201200471.html
 東京電力福島第一原発の事故で、水素ガスを逃がして2号機が爆発しなかった原因と推定される、原子炉建屋の壁にある扉のような設備が、ほかの4社の同型の原発7基にないか、使えない状態であることがわかった。原子力安全・保安院が調査結果を20日、明らかにした。
 この設備はブローアウトパネルと呼ばれ、原子炉建屋内で配管が壊れて蒸気が漏れ、急な圧力上昇が生じた際、天井や壁が壊れるのを防ぐために開く。
 保安院によると東北電力東通、女川2、3号機、中部電力浜岡3、4号機、日本原電敦賀1号機は原子炉建屋外壁にパネルがない。中国電力島根1号機はパネルはあったが、ボルトで固定され、開かないようになっていた。



ベントで水素逆流、原発3号機爆発の一因か 東電調査
2011年12月26日14時4分
http://www.asahi.com/national/update/1226/TKY201112260188.html
 東京電力福島第一原発3号機の原子炉建屋の水素爆発は、格納容器の損傷を避けようと緊急に行ったベント(排気)の際、水素が配管を逆流して建屋に入り込んだことが一因である可能性があることがわかった。東電が配管の調査をもとに、26日明らかにした。同様の逆流は、同じように水素爆発した1号機でも起きたのではないかと指摘されている。
 東電によると、ベント用の配管と一部を共用し、建屋につながる「非常用ガス処理系」の配管を調べた。すると、外側から内側にかけて放射線量が低くなっており、放射性物質が建屋に逆流したと判断した。このとき水素ガスも同時に流れ込んだとみられる。
 この配管には逆流防止装置がついていたが、気密性は低かった。配管の別の弁は電源がなくなると開くようになっており、22日の調査で実際に開いていたことがわかった。

2号機、水素爆発なかった可能性 東電社内事故調が見解
2011年10月2日22時4分
http://www.asahi.com/national/update/1002/TKY201110020282.html
 東京電力福島第一原発2号機で起きた爆発事故について、東電が社内に設置した事故調査委員会委員長・山崎雅男副社長)が、これまで言われていた水素爆発ではなかったとする見解をまとめていたことが2日、わかった。発電所内の地震計からの推定だが、事故時の衝撃音や格納容器の圧力低下の原因については説明していない。
 2号機は3月15日午前6時ごろ、原子炉格納容器につながる圧力抑制室の圧力がゼロになった。その際、衝撃音がしたという。
 東電は当初、核燃料を覆う金属から水素が発生し、圧力抑制室にたまって爆発したことは否定できないと説明をしていた。6月に政府国際原子力機関(IAEA)に提出した報告書にも、水素爆発と思われる、と記載された。
 ただ、1、3、4号機は水素爆発で原子炉建屋が吹き飛んだが、2号機は圧力を逃がすパネルが開いて建屋が吹き飛ばなかったことから、爆発の有無を調べるため、東電発電所内の地震計の記録を分析した。
 その結果、2号機で衝撃音がした午前6時から同6時10分にかけて、爆発によるとみられる揺れは観測されていなかったという。揺れは午前6時12分に観測されていた。東電が解析したところ、4号機で発生したものとみられるという。

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