2012年3月5日月曜日

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女川がれき都内で焼却 自治体間に温度差も(東京新聞から全文引用)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011112590120806.html
2011年11月25日(リンクは、すぐ切れます)
 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町のがれきの一部を、東京都内の清掃工場で燃やすことになった。二十四日に会見した特別区長会長の西川太一郎荒川区長は「日ごろから東北の世話になっており、二十三区でできることをしたい」と述べたが、自治体間で温度差も。住民グループからは「受け入れありきは疑問」と行政への不信の声も出ている。 (原昌志、小林由比、滝沢学)
■条件付き
 原発事故の影響を心配して、放射性物質を独自に計測する住民も目立つ世田谷区。清掃リサイクル部の担当者は「合意はしたが、安全性の確保と住民への説明責任を果たすことが条件。大田区品川区で行われる試験焼却の結果を注視したい」と注文を付ける。
 区内には世田谷工場(大蔵)と千歳工場(八幡山)の二カ所がある。住民説明会は焼却試験後の二月になるが、両工場では、速やかに地元自治会やPTAなどに方針を報告するという。
 一方、かつて清掃工場建設で激しい反対運動があった杉並区は、杉並工場(高井戸東)が来春から建て替え工事に入るため、今回は直接受け入れることはない。区幹部は「うちとしては、粛々と区長会の決定に従う」と話した。
■積極派
 全国で最大規模の清掃工場を持つ江東区は「ごみ問題で苦労してきた区として協力したい」(山崎孝明区長)などとして、被災地のがれき処理の受け入れについて積極的な姿勢だ。
 鈴木亨区清掃リサイクル課長は、二十四日の合意を受け「(受け入れる)女川町のがれきは自前で処理すると百年以上かかる量。少しでも支援できるところがやっていくべきだ」と強調。「がれきが放射能を帯びているのではないかという区民の不安には、安全なものだけを受け入れているということを説明して理解を得たい」と話す。今後、清掃工場の地元住民らに説明していく考えだ。
 山崎区長は十七日の定例記者会見で、「全国の自治体が立ち上がって支援してあげなくては東北の復興はない」と発言した。
■「置き去り」
 大田区市民グループ放射能から子どもたちを守る大田の会」事務局の三村昭彦さん(50)は「(岩手県宮古市のがれき処理で住民説明会の開催を求めている最中に今回の発表だ。住民は置き去りにされている」と驚きを隠さない。その上で「がれき処理がなし崩しで進められるのがこわい」と批判する。
 また、今月十三、十四の両日、宮古市を視察した大田区議の奈須利江さん(50)は「宮古市の清掃工場では、津波でぬれた廃棄物は焼却しない。土をかぶった混合廃棄物の分別は難しく、アスベストなど有害物質除去に不安がある」と指摘した。
 三村さんらは、二十六日午後一時半から大田区民センター(新蒲田一)で、「放射性廃棄物・災害廃棄物の受け入れを考える学習会」を開く予定。
東京新聞

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