2012年3月5日月曜日

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朝日新聞から全文引用  (2011年11月28日23時26分)
福島・伊達のコメ、基準超えるセシウム 9キロ消費者
http://www.asahi.com/food/news/TKY201111280600.html
 福島市大波地区(旧小国村)のコメから国の基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県は28日、緊急調査の結果、大波地区に隣接する同県伊達市の旧小国村と旧月舘町の両地区の計3戸のコメでも基準を超え、一部は流通していた、と発表した。県は両地区のコメの出荷自粛を要請した。政府は、29日にも両地区のコメの出荷停止を指示する方針だ。
 県によると、このうち、伊達市の旧小国村のもち米9キロが地元の直売所から消費者に売られていた。基準超えのコメの一般消費者への流通が分かったのは初めて。
 県によると、伊達市の旧小国村では、101戸の農家の119サンプルのうち2戸の2サンプルで1キロあたり580ベクレルと780ベクレルを検出。同市の旧月舘町では、6戸の8サンプルのうち1戸1サンプルで同1050ベクレルを検出した。
 記者会見した県の鈴木義仁・農林水産部長は「基準値を超えたコメを買った人たちにご迷惑をおかけし、申し訳ない」と謝罪。「放射線量が高い市町村のコメの安全性については、調査を進め、結果に基づいて改めて判断する必要がある」と述べた。
 県は、全戸調査の対象に、二本松市の7地区と本宮市の2地区を加える。
 一方、県のまとめによると、福島市大波地区の全袋検査では、28日までに1637袋を調べ、うち171袋で基準を超えた。(井上亮)



福島県 コメ検査の範囲を拡大
NHKニュースから全文引用(11月29日)
福島市に続いて福島県伊達市でも収穫されたコメから国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことから、福島県は、すべての農家を対象にした検査を行う自治体を増やし、安全性の確保を進めることを決めました。
福島市に隣接する伊達市の旧小国村と旧月舘町で合わせて3戸の農家が収穫したコメから国の暫定基準値を越える1キロ当たり最大で1050ベクレル放射性セシウムが新たに検出されました。福島県は、これらの地域にある農家に対してコメの出荷を自粛するよう求めるとともに、旧小国村の農家で収穫された9キロのコメが地元の直売所を通じて販売されていたため、流通先の調査を進めています。福島県は、今月、福島市の大波地区で基準値を超える放射性セシウムが検出されたことを受けて、伊達市を含む、局所的に放射線量が高い4つの自治体の一部の地域について、すべての農家を対象に検査を行っていて、今回はその中で放射性物質が検出されました。このため福島県は、放射線量が周辺より高い二本松市本宮市の一部の地域でも2300戸余りの農家すべてで検査を行うことを決めました。福島県は「検査の範囲を広げ、県産のコメの安全性の確保を早急に進めたい」としています。
伊達市の旧小国村と旧月舘町は、東京電力福島第一原子力発電所からおよそ50キロ離れていて、一部の世帯で積算の放射線量の推定値が避難の目安となる年間20ミリシーベルトを超えたため、「特定避難勧奨地点」に指定されています。福島県がこれらの地域で先月までに行ったコメの検査では放射性セシウムが検出されましたが、基準値を大幅に下回っていました。コメを作付けしている農家は福島県内に6万戸あり、すべてについて検査することは困難なことから、福島県は、一定の地域ごとに調査地点を選ぶ抽出検査を行ってきました。収穫前の「予備検査」では、400地点余りが対象となり、このうち、二本松市内の1か所で、国の暫定基準と同じ値の放射性物質が検出されました。このため、収穫後の「本検査」では、二本松市で重点的におおむね集落ごとに1か所ずつ、それ以外の市町村では、いわゆる「昭和の大合併」の前の旧市町村ごとに2地点ずつ行われました。その結果、「本検査」が実施された1174地点のうち82%に当たる964地点では放射性物質が検出されず、それ以外の地点でもいずれも国の暫定基準値以下でした。これを受けてことし作付けが行われたすべての市町村でコメの安全性は確保されたとして、福島県は安全宣言をし、出荷が始まりました。しかし、今月に入って福島市大波地区で、農家による自主的な検査で国の基準を超える放射性物質が検出されました。これを受けて、福島県は大波地区の農家ですべてのコメの袋を調べる検査を始めたほか、局所的に放射線量が高い福島市伊達市など4つの市の一部の地域でも、生産されたコメを50袋ごとに1つを選んで、きめ細かな検査を行っていました。




朝日新聞から全文引用 (2011年11月29日1時6分)
伊達市でも規制値超=コメのセシウム検査で―福島
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201111280128.html
 福島県は28日、伊達市の旧小国村と旧月舘町の農家3戸で今年生産されたコメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。最高値は1050ベクレルだった。既に少量が流通したとみられ、県は農家などに出荷自粛を要請した。
 県農林水産部の鈴木義仁部長は「(県産米の)安全性については調査を進め、改めて判断する必要がある」と述べ、県が先月出した「安全宣言」を見直す可能性を示唆した。
 福島県では、先に福島市大波地区(旧小国村)で暫定規制値を超えるセシウムが検出されている。政府は同地区のコメの出荷停止を県に指示しており、旧小国村と旧月舘町に対しても同様の措置を取る見通し。3地域はいずれも近接している。 
時事通信社



毎日新聞から全文引用
放射性セシウム:伊達産コメ規制値超…直売所で9キロ販売
 福島市大波地区のコメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、福島県は28日、隣接する伊達市の小国地区と月舘地区の農家計3戸のコメ(玄米)も規制値を超え、最大で1050ベクレルを検出したと発表した。県は両地区にコメの出荷自粛を要請した。
 県は22日から大波地区の全袋調査を始めるとともに、福島▽伊達▽相馬▽いわきの4市で環境放射線量が高い12地区1941戸の全戸検査に着手。28日までに伊達、相馬両市で計154戸の調査を終え、小国地区2戸、月舘地区1戸で規制値を超えるセシウムを検出した。この3戸は今年計114袋(3.4トン)を収穫。大半は自宅やJAの倉庫に保管されていたが、小国地区の農家が地元直売所にもち米計18キロを出荷。うち9キロは販売されたとみられ、県が販売先を確認している。
 一方、大波地区では全154戸の計4752袋(142.6トン)のうち68戸1637袋(49.1トン)で完了。新たに4戸で規制値を超 え、同地区内で規制値を超えた農家は計10戸になった。同地区のコメはすべてJAの倉庫などに保管され、市場には流通していない。【関雄輔】
毎日新聞 2011年11月28日 23時47分(最終更新 11月29日 0時03分)

放射性セシウム福島市大波地区のコメ全袋調査を開始
 福島市大波地区のコメから国の暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたことを受け、福島県は22日、同地区産米の全袋調査を始めた。また、伊達市など環境放射線量が高い4市12地区で、1戸1袋を調べる検査を近く全戸で行うことを決めた。
 県によると、大波地区には稲作農家が154戸あり、今年は計4752袋(142.6トン)を収穫。県による聞き取りでは、全てJAの倉庫や米穀店、知人宅などに保管されており、消費者には販売されていなかったが、農家などからの要望を受け、全袋検査に踏み切った。結果を基に、出荷停止になっているこの地区のコメの停止解除が可能か国と協議する。【関雄輔】
毎日新聞 2011年11月22日 20時53分(最終更新 11月22日 21時00分)


47NEWS トピックス
http://www.47news.jp/47topics/e/222875.php
【Q&A/コメの基準値超え拡大】ホットスポットが存在 全量検査は現実困難
福島市大波地区の農家5戸で生産されたコメから、新たに暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されました。同地区では既に農家1戸のコメが基準値を超えており、東京電力福島第1原発事故のコメへの影響が深刻さを増していることが判明しました。
 Q 基準値超え発覚のいきさつは何ですか。
 A 大波地区の農家が今年収穫したコメをJA新ふくしま(福島市)に持ち込み、「家族が食べるから安心したい」と自主検査を依頼したのがきっかけです。
 Q 国や福島県はその後、どういう対策を取っているのですか。
 A 国は17日に大波地区で取れたコメを出荷停止にしました。県は22日から地区全域を対象にコメ全量の緊急調査を始め、高濃度汚染の広がりが確認されました。24日の時点で最大、同1270ベクレルを検出しました。
 Q 大波地区はどんな場所ですか。
 A 福島市郊外の山あいに位置し、局地的に放射線量が高いホットスポットがあります。一時は特定避難勧奨地点の指定も検討されました。
 Q 大波地区のコメは今年、どれぐらい生産されたのですか。
 A 県によると、稲作農家は154戸あり、計約142・6トンが生産されました。
 Q 基準を超えたコメが市場には流通していないのですか。
 A 一般消費者には出回っていません。県の調査では、70袋(約2・1トン)が福島市と同県伊達市の米穀店に卸されましたが、店に保有されたままでした。残りは農家が自家用として保有していたり、販売委託先のJA新ふくしまが保管したりしていました。
 Q 大波地区のコメはどのように汚染されたのですか。
 A それはまだ分かりません。現在、県が専門家と調査しています。
 Q これからも基準値を超えるコメは増えるのですか。
 A 154戸のうち、24日までに調査が終わったのは34戸です。さらに県は伊達市などにも調査を拡大する方針なので、今後も基準値を超えるコメが出る可能性はあるでしょう。
 Q 福島産米の“安全宣言”が出ていたはずですが。
 A 佐藤雄平(さとう・ゆうへい)知事が10月12日に出しました。県が9~10月に実施したコメの本調査で県内1174地点全ての検体でセシウムが基準値を下回ったためです。
 Q 検査態勢に不備があったのですか。
 A 現実的に全量を調査するのは難しいのです。県内で今年収穫されたコメは約35万3600トンで、30キロの袋で換算すると1180万袋。仮に1日4千袋を検査しても、8年ほどかかる計算となります。
 (2011年11月26日、共同通信

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