2012年3月5日月曜日

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産経新聞から全文引用
東電側「プライバシー」盾に説明拒否 吉田所長退任
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111129/scn11112901300000-n1.htm
2011.11.29 01:28
東京電力福島第1原発吉田昌郎所長

 東京電力福島第1原発吉田昌郎(まさお)所長(56)が病気療養で退任することが明らかになった28日、政府東電の統合会見では、事故収束の“顔”ともいえる吉田氏の病状などに質問が集中。東電側は「プライバシー」を盾に病名などの詳細な説明を拒み続け、報道陣が何度も食い下がる場面もあった。
 午後4時半から東電本店で始まった会見では、「病状は」「被(ひ)曝(ばく)線量は」といった質問が向けられた。そのたびに東電松本純原子力・立地本部長代理は「プライバシーの問題なので答えられない」と詳しい説明を避けた。
 事故後、約250日間にわたり最前線で陣頭指揮に当たってきた吉田氏。報道陣に初めて原発内部が公開された今月12日には、「なんとか安定した状態に持ってこれた」と病を感じさせぬ気丈な姿を見せていた。
 「死ぬだろうと思ったことが数度あった」と事故直後の心情も吐露。「一寸先も見えない」と、寝食を忘れ対応に追われた壮絶な日々を振り返った。「放射線量が高く、日々の作業にはまだ危険な状態」と最後まで職員の心身を気遣っていた姿が印象的だった。

毎日新聞から全文引用
福島第1原発:吉田所長、病気で退任 東電「被ばくと関係なし」
 東京電力は28日、福島第1原発吉田昌郎(まさお)所長(56)が入院治療のため12月1日付で所長職を退き、本店内の原子力・立地本部に異動する人事を発表した。東電は、吉田所長の病気と被ばくとの因果関係はないとしている。
 東電によると、吉田所長は検診の結果、今月中旬に病気が見つかり、15日から第1原発勤務を外れた。21日、西沢俊夫社長に退任を申し出て、24日に入院した。後任には、原子力運営管理部の高橋毅(たけし)部長(54)が就く。
 高橋部長は82年、東京大学院(船舶機械専攻)を卒業、同年東電入社福島第1原発ユニット所長(1~4号機)などを歴任し、昨年6月から現職。
 吉田所長の病名や累積被ばく線量について東電プライバシーを理由に明らかにしていないが、松本純原子力・立地本部長代理は28日の会見で「最終確定はしていないが、担当医からは(被ばくと病気との)因果関係はないと聞いている」と述べた。事故収束への影響について「退任は作業現場にはショックが大きいが、年内に冷温停止を目指すというスケジュールに影響はない」と強調した。
 また東電は同日、「第1原子力発電所の皆さんへ」と題した吉田所長のメッセージを公表した。この中で吉田所長は「一緒に仕事してきた皆さんとこのような形で別れることは断腸の思い。ご迷惑をおかけすることになり、心よりおわびする」などとつづっている。
 吉田氏は79年に東電入社。一貫して原子力分野の要職を歴任し、昨年6月から福島第1原発所長(執行役員)。震災発生直後から、現場で事故処理の陣頭指揮に当たった。
 今月12日、事故後初めて原発敷地内で報道陣の取材に応じ「できる限りのことをやった。感覚的には『もう死ぬだろう』と思ったことが数度あった」などと振り返っていた。【中西拓司】
毎日新聞 2011年11月29日 東京朝刊


朝日新聞2011年11月28日20時38分)
東電福島第一原発の吉田所長、体調不良で退任
http://www.asahi.com/national/update/1128/TKY201111280270.html
 東京電力は28日、福島第一原発吉田昌郎所長(56)が病気療養のために入院したと発表した。原発事故の最前線で指揮を執ってきたが、健康診断で病気が見つかり、24日に入院した。吉田氏は12月1日付で所長職を退き、本社の原子力・立地本部付となる。
 後任は、本社で事故対応に携わる高橋毅・原子力運営管理部長(54)。所長交代が事故収束へ向けた作業に与える影響について、東電は「問題ない。後任の高橋は福島第一原発での勤務経験があり、今回の事故も熟知している」(広報部)と説明している。
 東電によると、病気は年1回の定期健診で見つかった。病名や被曝(ひばく)線量については、個人情報のため公表できないという。松本純原子力・立地本部長代理は記者会見で「医師の話では被曝との因果関係はないとみられるが、確定した診断ではない」と話した。

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